2019年4月23日(火)リバーガイド認定試験実施報告(尻別川)

日時:4月23日

参加者:6名

場所:北海道 尻別川

検定官:原田(NAC)

テスター:嶋守(NAC)、ガネッシュ(NOASC)

 

本日開催されたリバーガイド認定試験についてレポートします。

まず初めにリバーガイドとは、ラフティングツアーでクライアントの安全を確保し楽しさを提供するため、クライアントと同乗し、キャプテン的な存在でクルーやボートをコントロールしながら川をガイドする人です。ラフティング協会ではリバーガイドとして必要な知識と技能を定め、その能力を持っている者しかガイドが出来ない様、リバーガイド認定試験によって合否判定し、加盟会社のツアーの安全性を高めています。またツアーには必ず1名以上のリバーガイドとシニアガイド1名以上が帯同することを義務化し業界が定めたより安全な水準でツアーを遂行しています。

 

リバーガイド認定試験は実技テストと筆記テストをおこなうことで、主に①装備チェック②パドルワーク③レスキューテクニック④筆記試験の各項目を審査しています。また試験の審査にあたる試験官1名とテスター2名の計3名で行い、RAJの代理人として、公平かつ厳粛に審査・判定しています。実技試験の合否判定は、3審査2採用で行なっています。尚、各項目ごとの合格基準点を全てクリアーした者のみがリバーガイド認定試験合格者となります。

 

次にそれぞれの項目を説明します。

 

川においての「実技試験」の主な項目

①リバーガイド個人装備チェック

的確なパドリングウエア、的確なフットウエア(リバーシューズ)、ライフジャケット、ヘルメット、レスキューロープ(スローバック)、ホイッスル、リバーナイフ、カラビナ&フリップライン、パドルを装備していることが安全なツアーを行う上で欠かせない条件となるためすべてが必須となります。

②パドルワーク

ラフトボートを操船するための基本のパドルワーク6種(フォワード、バック、スィープ、バックスィープ、ドロー、スカーリング)をチェックします。また流水をフェリーグライドという技術を使い、川の流に流されず対岸に渡るテストも行いボート&クルーコントロールやラダーをチェックします。

③レスキューテクニック

ボートがひっくり返った状態から1分以内に復元するフリップリカバリーのチェック、川の流れを見極めて目的地に泳ぐ能力のチェック、12m先の目標物に才覚にレスキューロープを投げる能力をチェックします。レスキューテクニックは特に大切な項目なためこの項目を一つでも落とすと試験に合格することは出来ません。 この項目の他に時間制限を設けたロープノットのテストも控えています。

 

フリップリカバリーの様子

 

「筆記試験」の主な項目

①リバーガイドが装備しているものについての知識

的確なパドリングウエア、的確なフットウエア(リバーシューズ)、ライフジャケット、ヘルメット、レスキューロープ(スローバック)、ホイッスル、リバーナイフ、カラビナ&フリップライン、パドルを装備し<それについての知識を持っていること

②ボートを準備する段階での知識

共同装備部門として、ファーストエイド、Zドラグの装備一式の知識。ボートの各部名称と機能を十分に理解しており、説明できること。バルブの形状とメンテナンス方法を理解しており実践できること。ボートの搬送に関する注意事項を十分理解し、実行できること。ボートを車に積載する場合は道路交通法を尊守、荷崩れ予防や周囲への確認を行い、法律的な面のみにとどまらず、安全面全般に注意すること。ボートを川に降ろすまでの注意事項を十分理解し、実行できること。人力でボートを運搬する際は、足元に注意することや、頭の上ではなく肩にのせるなどして体への負担を減らすように注意すること。

③ファーストエイドとCPRに関する知識

ファーストエイドの優先順位を理解していること。止血方法を理解し、実施できること。正しい移送方法を理解し、実施できること。ショック状態の管理方法を理解し、実施できること。ファーストエイドに関する権威団体の認定を受けていること。。ベーシックライフサポートの優先順位を理解しているか。CPRを理解し、実行できること・正しい気道確保の方法を理解し、実施できること。正しい呼吸補助の方法を理解し、実施できること。正しい胸部圧迫方法を理解し、実施できること。またガイドになるにはCPRに関する権威団体の認定を受けていること

④川の専門用語・水理現象に関する知識

リバーガイドは、以下に列記した各専門用語について、その内容を十分に理解し、なおかつそれらの水理現象がボートおよび人に及ぼす影響を十分に把握しておかなければならない。本流(メインストリーム、メインカレント),右岸(リバーライト),左岸(リバーレフト),エディー,エディーライン(エディーフェンス),ホール,キーパーホール,ボイル,ボイルライン,ポァオーバー,ドロップ,アンダーカット,ストレーナー,スィブ,クッション(ピロー),バックウォッシュ,アウトウォッシュ,スタンディングウエーブといった名称を理解する必要があります。

⑤セイフティートークに関する知識

セイフティートークは、ラフティングツアー催行中の安全管理の要となる、乗客に対して行う事前の説明である。事前説明には、ラフティングがどのようなものであるのかといった根源的な説明から、そこに内包される危険性、その危険性を軽減させるための装備やテクニックに関する説明、レスキュー時の動作に関する説明などが含まれます。この内容が理解できているかをチェックします。

 

川においての「実技試験」の主な項目

①リバーガイド個人装備

的確なパドリングウエア、的確なフットウエア(リバーシューズ)、ライフジャケット、ヘルメット、レスキューロープ(スローバック)、ホイッスル、リバーナイフ、カラビナ&フリップライン、パドルを装備していること

②パドルワーク

ラフトボートを操船するための基本のパドルワーク6種(フォワード、バック、スィープ、バックスィープ、ドロー、スカーリング)をチェックします。流水をフェリーグライドという技術を使い川の流れ流されず対岸に渡るテストでボート&クルーコントロールやラダーをチェックします。

③レスキューテクニック

ボートがひっくり返った状態から1分以内に復元するフリップリカバリーのチェック、川の流れを見極めて目的地に泳ぐ能力のチェック、12m先の目標物に才覚にレスキューロープを投げる能力をチェック

 

フリップリカバリーの模様

 

本日の雑感

今回は昔RAJガイドの人も3人受講し、また初回の人もかなり仕上がっています。ガイドとして川で会えるのを楽しみにしています。

 

NAC 原田